小鼠が雨に降られて人になる
夏休みを目前にした空から雨が滴り落ちている。激しくはないが傘を差さずにはいられないだろうことを、そこかしこにできた水たまりに広がる波紋の大きさが教えてくれていた。
それらを見つめながら雨宮蓮は昇降口に立ってぼんやりと立ちすくんでいる。その手には折りたたみの傘が空しく握られ、役割を果たすときを今か今かと待ちわびている様子だった。
朝から湿気のせいで全身がダルいと屋根裏部屋にこもった猫の様子を知るためにもさっさと帰ったほうがいいだろうかとも思えるが、しかし彼にはそこに留まる理由がある。
話は同日の昼に遡る。
昼休み、購買でせしめたきなこの揚げパンを手に廊下を歩いていた彼は、いつの間にか外がすっかり雨模様に変わっていることにやっと気が付いて頭をかいた。
なるほどモルガナの不調はこのせいか。ここしばらく雨がなかったから油断していた。髪が爆発しないといいんだけど、と。
そのようにして階段を登ろうとした彼の視界に、踊り場で一年生らしい女生徒の群れが窓に貼り付いている姿が映り込む。
その中に見知った顔があることが彼にとって問題だった。
―――ひと月ほど前に奇妙な縁で知り合ったこの下級生は、雨宮の些細な親切に感服して以来、彼にまつわる不名誉な噂を打ち消すために奔走している。
不名誉な噂とは、例えばこの転校生は前の学校で暴力沙汰を起こして退学を余儀なくされてこの秀尽学園にやってきたのだ、というものだ。これは概ね事実ではあった。
他にも、鞄の中にナイフを持ち歩いているだとか、違法薬物に手を染めているだとか、校外ではカツアゲを日常的に行っているだとか―――ある意味ではこれも間違いないことではあった。今日はいないが、常なら鞄の中にはナイフほどではないが鋭い爪と牙を持つ生き物が潜んでいるし、協力者から譲ってもらっている薬物は認可されていないものだから違法だろう。校外でカツアゲは言うまでもなく。ただ相手は人ではなく、シャドウである。
対してがこれらを打ち消すために流したものといえば、やれ、転校生は小動物が好き、転校生は猫使いだ、転校生は他校の変人を舎弟にしている、しかししてその正体は教会の悪魔を退治するために派遣されたエクソシスト―――
いずれも鼻で笑いたくなるようなばかばかしいものばかりだ。
それでも、不思議と雨宮に向けられる嫌悪や嘲りの視線は和らいだ。ヒソヒソと言い交わされる悪評も消滅こそしていないものの鳴りを潜めているのだから、雨宮は彼女に感謝を捧げたって良かった。雨に濡れた彼女に傘を貸してやった分の恩はすでに充分すぎるくらい返してもらっている。
だから―――
踊り場の小鼠がふざけながら悲鳴を上げる姿にいい機会だと思ったのだ。
「うわーっ、マジかぁこれこのまま夜まで降るの? ほんとに? 傘持ってきてないよー」
朝から曇りだったし天気予報でもさんざん雨が降るって言ってたでしょと隣に立った女生徒が呆れた様子で告げてやるが、は脚をバタつかせただけだった。
そんな彼女に声をかけるでもなく、雨宮はもう一つの階段を目指してそこを素通りする。ただし彼の手の中には揚げパンの他にスマートフォンが握られていた。
とIDを交換したのはほんの少し前の話だ。彼は短いメッセージを彼女に送り付けた。
『一緒に帰らない?』と。
程なくして寄越された返信は『荷物持ちですか? 二十キロくらいまでなら片腕でいけますよ!』というものだった。
なんというパワフルさか。
雨宮はその申し出を丁重に断って、ただ一緒に帰るだけという約束を取り付けた。
かくして雨宮はここでを待つことと相成った。
通りかかる生徒の数がわっと増えたことであちこちの部活動が終わりの時間に差し掛かったと察して彼は息を潜めた。以前のようにヒソヒソと言い交わされることがなくても、アレが例の小動物好きの転校生かと好奇の目線を送られるのはごめんこうむりたかったのだ。
しかしその努力は徒労に終わる。バタバタと慌ただしく廊下を走る音とともにが元気いっぱいに手を振って現れ―――
「せんぱーい! お待たせしました!」
大きな声を出すのも廊下を走るのもやめなさい。
上級生ぶった警句を飲み込んで、雨宮は眼鏡のブリッジを押さえた。
あまり注目されたくないのだと再三に渡って述べているはずなのに、どうしてこの小動物はこうなのか。
思う間に間近まで迫ったはこの上さらに急ブレーキをかけようとして、湿気によって滑る廊下に足を取られて勢いよく転倒した。雨宮を巻き込んで。
派手な音を立てて転がった二人に帰宅を急ぐ生徒たちの視線が一斉に集中する。
「あいたたた……すべ、滑ったぁ……」
呻くに対し、雨宮は声を出すことさえ叶わない。なにしろ廊下を疾走してきた勢いそのままに、の頭部が腹部に突き込まれたのだ。
ただ一つ幸いであると言うのなら、雨宮がその身を生贄に捧げたおかげか、にはかすり傷一つないことだろうか。
「うわっ、先輩、すいません! 大丈夫ですか!?」
ガバッと起き上がったは事態を把握するとすぐに彼を引き起こしにかかる。腕をぐいぐいと引かれて、雨宮は逆らいもせずに身体を起こした。
やっぱり一緒に帰ろうなんて―――濡れては可哀想だからと傘に入れていってやろうなんて思うのではなかった。
まだ学び舎を一歩も脱していないというのに、彼はすでに後悔し始めていた。
「ごごめんなさい生まれついての石頭で、すいません……」
それでもがこのように、滑車を回しすぎて遠心力に振り回されたターボエンジン搭載型ハムスターのように目を回している姿を見ると、口から出るのはため息だけだ。
まとわりつく視線から逃れるように立ち上がった彼に、はまだおろおろと両手をさまよわせている。
「……いいよ。これくらいは平気」
嘘ではなかった。この程度の苦痛、もはや慣れたもの。それよりチクチク刺さる視線のほうがよっぽど彼の心労を煽っていた。
すみませんと最後にもう一度頭を下げた後輩に、雨宮少年は厳しく言いつけた。
「ただし廊下はもう走るな。雨の日は特に―――」
べたべたする湿気も足元の水たまりを踏んで汚れるズボンの裾も、水気を含んで爆発する髪も、雨の日にまつわる憂鬱は数えればキリがないが、しかし途絶えることなく続く雨音と傘を叩く軽快なリズムは嫌いじゃない。
雨宮がそう思うのと同じように、もまた雨の日だけ得られるこの感覚を楽しんでいるのだろう。折りたたみの小さな傘の下、雨宮の隣を歩く彼女もまた鼻歌でも飛び出しそうなほどご機嫌な様子だった。
さながら新しい長靴や傘を喜ぶ小さな子供か、あるいはゾウやカバ―――ちょっと比喩表現として持ち出すには大きいだろうか。
「先輩? なにニヤニヤしてるんですか?」
「……してた?」
「してましたよ。先輩たまにそうなりますよね。こっち見てると思ったら突然ニヤーって笑うやつ」
指摘に思わずと己の頬を撫でる。ニヤッとしていたかどうかはさておき、彼には充分すぎるくらいに心当たりがあったのだ。
なにしろこの少女は、遠くから眺めている分にはたいへん面白い存在だ。
身の丈こそさほど大きくはないが、だからこそと言うべきか、『回転率』がとにかく高い。大型犬と小型犬が同じ距離を歩くのに歩数が違うようなものとも言い表せるかもしれない。その動きは時と場合によって大きく変わる―――ギャロップ、キャンター、トロットにウォーク。いずれにしたってちょこまかという表現が相応しく動き回る彼女を見ていると、雨宮はついつい、どうしても、こみ上げるものをこらえることができない。
それこそが彼女の言うところの「ニヤニヤしてる」だろう。
原因ははっきりしている。
さりとて正直に「お前見てるとなんか面白くて笑っちゃう」とは、さすがの雨宮にも言えなかった。
代わりに彼はこう口にする。
「ハムスターってかわいいよな」
「またネズミのこと考えてる」
「といるとどうしても」
「なぜ……」
ウンザリとした顔を見せるを笑ってごまかしてやる。それで黙ってくれるのがこの少女のもう一つの長所だろう。飲み込みは悪くないのだ。ただアウトプットがポンコツなだけで。
また彼の口元は緩んでいたが、今度こそ見ないふりをしては「そういえば」と話題を切り替える。
「今日はねこちゃんいないんですか?」
「雨が降ったらおやすみだって」
本当は体調不良で丸まっているのだが、どうせ今ごろはこの雨で客足の遠のいた喫茶店の主にかわいがられているころだろう。
さして心配もせず返した雨宮に、はくすっと小さく笑って彼の軽口に乗った。
「大王猫ですねぇ」
「猫呼ばわりすると怒るよ、あいつ」
「ピカチューみたい」
「なんで?」
「子供の頃、親戚の家でお正月に、ピカチューとマイクで遊ぶゲームで遊ばせてもらって……それで『電気ネズミ』って言うと怒ってどっか行っちゃうんですよ、あいつ」
「ああ~……」
そんなゲームもあったな。
少年の記憶の片隅にも確かにそのような記憶がある。ほんの数年前まではそれこそそのシリーズを友人らと夢中になって遊んでいたものだ。
胸にこみ上げてくる懐かしさを少しだけ苦々しく思っていると、が不思議そうな顔を向けてくる。彼はまたこれを笑ってごまかした。
がそれにやっぱり納得したようなふりをしてくれるから、雨宮はすっかりこれに甘えて小さく首を横に振る。
話すべきなのかなと少年は思う。こんなふうに親しげにして、自分のために精一杯になってくれるような存在を尊重すべきだと。
当たり前のようにあると思ってはいけないのだ。金も親も、友だちも。
(でも……)
しかし雨宮はその心象風景の中で大きな壁にぶち当たる。そこに大きく『羞恥心』と書かれていた。
それは己の過去の所業と押し付けられた罪の名から生じたものではなく―――
(訊かれてもいないのに自分のことをベラベラ喋るのってどうなんだ)
彼の年相応に肥大した自意識によるものであった。
隙あらば自分語りとか承認欲求とか、自己顕示欲とか自己愛性人格障害だとか。
隙を見せるやつが悪いとまで開き直ることができなかった少年は、結局押し黙っての「いかにしてオムレツをよく見るあのひし形にまとめるのか」という話題に耳を傾けた。どうやら今のところ彼女の試みは十連敗を刻んでいるらしい。
そんなの先にチキンライス作ってから卵焼いてライス再投入してトントンすればいいだけだろう。
そう言おうとした雨宮の目に、ふとの右肩、傘の外側に位置する小さな球窩関節が映る。
そこは雨によってしとどに濡れて、白いブラウスの下の肌の色を明らかにしてしまっていた。
雨宮はまた、曰くニヤッと笑ってみせた。ただしその眉は顰められて、苦々しさを訴えている。
この小動物は、見た目からは想像もつかないが、忠義とか、序列というものに強く束縛される性質であるらしい。察するに、傘に入れていってやろうと雨宮『先輩』が無言のうちに示したものをすっかり読み取って、遠慮をしているのだろう。
やれやれ、しょうがないやつだ。
雨宮少年は左手に傘を持ち替えると、殿様のような心持ちでこの忠犬の濡れた肩に手を置いた。
「もっとこっち」
そのままぐいと引き寄せてやると、少年の腋あたりにの濡れていない左肩がトンとぶつかる。そこにしっかりと傘をかざしてやって、よしと少年は一つ頷いた。
しかしどうしてか、は小さく震え始める。
右肩から袖口までがことごとく濡れてしまったことで、身体が冷えてしまったのだろうか?
見当違いな想像をする彼に、はたいへん恥じらいながら訴えた。
「せ、先輩……あの、そのー……お心遣いはたいへんありがたいんですが、そのぉ」
「なに」
「ちょっとこれ、あの、手が……」
「あ」
忘れてた―――
そういえばこの子は、ハムスターでもなければニホンザルでもなく、もちろん犬やゾウ、カバなんてことはなく、正真正銘ホモ・サピエンス・サピエンスの女の子だった。
雨宮は己がしていることを正確に―――肩を抱いて、身体を密着させている―――把握して、慌てて手と身体を離した。しかし彼女が濡れないようにと思うと、大した距離は空けられない。
それでもはほーっと安心したような息をついて胸をなでおろす。
「先輩って……タラシですよねぇ」
「え……どうしてそう思う?」
「こう、さり気ない優しさ? こっちはなにも言ってないのに、いつの間にか手助けしてくれて、しかもそれをひけらかすでもなく?」
「別に……」
そんなつもりも自覚もないと素っ気なく答えると、はじっと下から彼の顔を見上げて瞳を輝かせた。そこにはなんだか、自慢げな色がある。
「先輩に自覚は無くても周りはそう思うんですよ。これが大事なんですって! 実際一年の間だとけっこういいかもー……みたいに言う子たくさんいるんですから!」
「へー」
「モテモテですよ、良かったですね!」
空は分厚く重い雨雲に覆われているというのに、足元をうろつく少女はまるで太陽のように明るく楽しげだ。やっぱり彼女はヒトではなく子鼠なのかもしれない。
雨宮は物憂げにこの哺乳網げっ歯目キヌゲネズミ科にため息をふり被せる。
「興味ないよ、そういうの……」
「あれ、年下ってダメですか? それとも……あっ!? も、もしかして女の子に興味が無い人ですか……?」
「どうしてそうなる。……おい、止めろよ。絶対に今のは人に話すな。シャレにならない」
「じゃあここはっきりさせときましょうよ。年下の女子ってどうなんです? アリですか? ナシですか?」
再びのため息が雨宮の口から漏れる。
そんなことはどうだっていいことじゃないか。なんだって女子って生き物はこう、人の色恋沙汰に首を突っ込みたがるんだ……
そう言ってやっぱり上級生らしく注意してやったってよかった。明朗快活なのがの長所だろうが、少しは慎みというものを憶えなさいと窘めてやるのが年長者の務めとも思える。
しかし、さて。
雨宮は少しだけの質問の答えを己の中に求めて熟考した。
年下の女子ってどう? 少年は己に問いかける。
内なる別の彼が答えた。別にいいんじゃないの? 年齢なんてどうせある程度いったら大差ないでしょ。それより性格とスタイルと顔が重要じゃん? と。
また別の彼がそれに同調する。まあね、結局はそこだよ。美人でも性格腐ってたら嫌だし性格良くてもあんまりにあんまりなのも嫌でしょ。
理想高くない? どれもほどほどがいいよ。身の丈にあった相手が一番。いやいや求めるだけなら高くてもいいだろ。万が一って可能性もあるんだから、顔とカラダと性格、ついでに金もあれば最高じゃない? 最低か。本当に大切なのは相手がこちらを心から好いてくれるってことであって、こちらがあれこれを勝手に押し付けるなんておこがましい。
―――というようなことを、雨宮は三秒ほどの間に考えて、に告げる。
「ナシってことはない」
「おー、じゃあマッキーとタブチとカナに言っときますね!」
「誰それ」
「さっき言ってた一年ですよ。先輩のこといいかもーって言ってた子らです」
「へー」
そんなことを言われても、雨宮にはまったく実感が伴わない。いいかもなんて言ってくれるのなら、挨拶くらいしてくれたっていいのにと思いさえする。
例えば、目の前で雨宮という男がどれだけご大層な人物なのかを熱く語るこの子のように。
(……いや、が三人も四人もいたら胃に穴が開くな……)
ふっと皮肉っぽい笑みを浮かべた雨宮には首を傾げる。
「先輩? 聞いてますか?」
「はいはい、聞いてるよ」
「先輩がそう言うのってたいていしょーもないこと考えてるときですよね。なに考えてたんですか?」
彼は傘を握る手に力を込めて、生意気な口をきく下級生の頭を軽く小突いてやった。
「あいたっ! 先輩なにすん―――」
「よし、走るぞ。濡れたくなければ着いてこい」
「はあっ!?」
「はいよーいスタート」
それだけ言った雨宮が無慈悲に走り出すと、当然の全身はまだまだびたびたと降り続ける雨に叩かれる。
「うわぁーっ! 先輩っ、ひどくないですか!?」
「さっさと走れよ運動部」
「こ、この……ッ!」
スタートダッシュで出遅れたと雨宮の差は、すでに一完歩、あるいは二完歩に差し掛かっている。
しかし―――
怒りに顔を紅潮させたは背に負っていたリュックサックを頭の上に乗せると、やおら身を低くして力強くアスファルトを蹴った。
それはまさしくギャロップ―――犬や馬が全速力を出す走り方である。四つの足が左右非対称に動かし、身体を伸び縮みさせて全身のばねを利用する走法は、一瞬すべてが宙に浮く。
もちろん彼女はヒトであるから浮くことはないが、そうと錯覚させるほどの速さで二本の足を動かして身体を前に前に進ませる。
やがてドンと強い音を立てて、少女は先を行く少年の背中に全身でぶつかった。
「うおっ」
けれど彼は呻きこそすれ、ふらつく程度だ。思いのほか体幹が鍛えられていることには少しだけ怪訝そうな顔をして、すぐに満面の笑みを彼に差し向けた。
「どうです! ダッシュ十本、坂道でもう十本、雨なら階段で同じく十本!」
瞬発力なら一年で一番です、と彼女は誇らしげに胸を張った。
雨宮は、やっぱり殿様のような気持ちでこの忠犬の髪に付いた水滴を払ってやる。
「ああ、すごいすごい」
「心がこもってませんよ先輩」
「今度試合でも見に行くよ。一番近いのいつ?」
「大きい大会は来年ですけど」
「練習試合って無いの?」
「ありますよ。来週」
「じゃあそれ」
「わたし、出ませんよ? あ、でも……」
再び傘の下で並んで、呼吸を落ち着けながらはちらりと雨宮の顔を見上げる。
「じゃあじゃあ、さっき言ってたカナもバスケ部なんで、紹介しましょうか!?」
提案する瞳はキラキラと輝いている。それは友人の恋を応援しているようでもあったし、ちょっと下世話な好奇心から煌めいているようでも、先輩にイイ思いをさせてやりたいと願っているようでもあった。
しかし雨宮は首を振る。ちょっと惜しいかもと思いつつ。
「いらないよ」
「えーっ」
「で充分事足りてるだろ」
肩をすくめて言い放たれた言葉に、は思い切り顔をしかめさせた。それじゃあ全然意味がない、と。
少年は足元の水たまりを蹴って歩を再開させた。走ったせいで駅はもう間近に迫っている。
急にバカみたいに走ったから疲れたんだろう。彼はそう己をごまかしてゆったりと足を運んだ。